市民オンブズ岡崎

No.56 2007. 12. 2
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ガス化溶融炉建設工事技術提案書
情報開示拒否に異議申立!
 
 岡崎市が随意契約することにした新一般廃棄物中間処分施設(ガス化溶融炉)建設工事は、見積価格ばかりではなく技術評価も加味する総合評価方式を採用し、技術評価のため技術検討委員会に評価を委嘱した。岡崎市が採用した溶鉱炉を建設できる業者は2社しかなく、溶鉱炉で生じた飛灰の処理について岡崎市は最終処分方式を提案しなかったA社を失格とし、B社と随意契約を結ぶことにした。
 ところが、技術検討委員会委員長から決定過程に異議表明が市長宛になされ、A社からも苦情申し立てがあった。そこで、「市民オンブズ岡崎」では技術検討委員長をされた名古屋大学教授伊藤氏を招いて問題点をお聞きし、岡崎市ゴミ対策課職員を招いて学習会を開いた。
 両者の話を聞いたあとでも、岡崎市が建設工事業者を決定した正当性を納得することができなかった。
 そこで、岡崎市が示した設計仕様書および基準価格の根拠、一方を失格とした根拠となる「(仮称)岡崎市新一般廃棄物中間処分施設建設工事技術提案審査に関する提出図書(提案者番号 A社、B社分)電磁的データ物」を情報公開請求した。
 ところが、9月中にごみ対策課へ見せてほしいと要望していた設計仕様書や提案図書を10月2日には情報コーナーで閲覧させてもらえたのに、岡崎市が示した設計仕様書は公開されたものの基準価格の根拠となる既存自治体の公開されている契約価格や、失格とした根拠とした提出図書は非公開となった。
 これでは市民への説明責任が果たせていない。そこで異議申し立てをすることになりました。
 
 
 
シビック西買い物広場大木伐採問題
広く市民の意見を聞かず計画立案
 
 今年4月20日、康生町のバス停からアクセスする歩道の整備については、一般市民の声を聞かずに進めようとする行政の一方的な計画推進は市民の納得のできるものではないので、市民との話し合いを持ち計画を再検討してもらいたい。大木をできる限り残す方向で検討してほしいと要望しました。
 広く市民との話し合いの場が持たれることを期待していたのですが、「城下まち都市再生協議会」という市が人選した人々だけの会議でまたしても計画を決めてしまい、それを市のHPで知らせれば足りると考えている市当局に対して、少なくとも検討の経緯と下記質問項目ぐらいはどのようになったか「市政だより」に掲載するよう要望しました。
 ところが、市は以下の回答で済まそうとしています。
 
 
 
 しかし、既存の大木20本中12本残すことにしたことは当初計画からは前進ですが、間伐して若干整地する程度で抑えれば三千万円もの費用を必要としないと思います。
 今後この整備費についても検討していきたいと考えています。

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