市民オンブズ岡崎

No.40  2005.4.2
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岡崎市議会議員政務調査費返還訴訟
5月26日いよいよ判決!
 
 昨年6月に提訴して以来5回の審理を行い、いよいよ5月26日に判決となりました。  結審を前に、伊藤氏の北海道視察費用を返還するなど被告側に動揺が見られました。  また、被告である岡崎市長は、従前は会派に政務調査費の支出について(権利能力なき社団性がないので、)責任はなく、さらに2004年10月には市議会議員選挙があって旧自民党岡崎市議団や自民新風会もすでに解散して、新たにできた自民清風会は新しい議員も多くいるので、継承していないと主張し、会派を構成する一人一人の議員に責任があるという具合に主張していました。  それなのに、こちらがもし「権利能力なき社団性がないのであれば」会派を構成する議員が連帯して責任を持つべきだと(予備的に)訴えを追加したところ、最終審理(2月24日)の公判になって、会派の「権利能力なき社団性」について争わずに認めると言いだし、新たにできた自民清風会は「旧自民党岡崎市議団や自民新風会を継承しているということで良いですね」と裁判長の確認にもあっさりと認めてしまいました。 いままで、被告岡崎市長が主張してきたことは何だったんでしょうか。 この裁判で争点となったことをまとめると、@政務調査費の使途について、その支出が個人的な政務調査活動はだめで、会派の政務調査でなければでならないかどうか。A遠方に多人数で視察に出かけたり、街並み見学や博物館・美術館等の見学は条例の趣旨を逸脱しているかどうか。B議員個人が持つデジカメ等機器購入は会派の政務調査のためと言えるかどうか。C会派所属の議員に一律に配分してしまうガソリン代や携帯電話代は政務調査のための支出といえるかどうか。  こうしたこと点が原告と被告の主張で争われた点だと思います。 判決公判    5月26日午前10時名古屋地裁民事9部1101号法廷  判決報告集会 5月26日午後6時「市民オンブズ岡崎」事務所 でをおこないます。  判決公判及び判決報告集会に是非参加下さい。
 
2005年度市民オンブズ岡崎定期総会
日時 4月9日(土)午後2時
場所「市民オンブズ岡崎」事務所  
 
 
 2004年度の活動は岡崎市議会議員の政務調査費の市民監査活動や男川ダム建設廃止を求める活動が中心でした。  政務調査費については愛知県内ランキングで視察旅費の多い50会派の中でも1位から3位(公明党、自民党市議団、自民新風会)を独占し、そのほか9位(ゆうあい21)にランクされるなど、少し気になる結果になりました。(詳しくは名古屋市民オンブズマンタイアップグループHP
参照)  今年に入って、無駄な公共事業ではないかという会員の指摘から、ワークショップとを導入して市民参加したというポーズをとって計画された「南部地域交流センター」建設計画や中心市街地活性化事業を絡めた図書館建設計画について、論議してきました。 そして、3月29日朝日新聞にも取り上げられました。論議や調査を深めていこうと思っています。  そのほか、課題はたくさんあると思いますので、集まった皆さんと2005年度の方針を決めていきたいと思いますので、ぜひお集まり下さい。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
会員になって下さい。年会費5000円です。送金は表記郵便振替口座へお願いします。 
 
 
 
 

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