政務調査費の使途について
岡崎市議会2会派1議員と話し合う
名古屋地裁の判決後、議員側と「オンブズ岡崎」と政務調査費の使途について、次頁の文書を添えて話し合いを申し入れました。快く応じたのは民主クラブ、日本共産党、無所属議員の大原昌幸氏で、同じく無所属の柵木氏は時間の都合ができなかったと電話されてきましたが、自民清風会、ゆうあい21、公明党代表者は、他日でも時間を作ってお会いして話をしたいので連絡してほしいと申し入れたにもかかわらず無視されました。残念です。
なお、お会いした会派及び無所属議員との話し合いでは「視察について、遠方であるというだけで観光と考えてほしくない」というご意見が議員側からありました。現在の政務調査費の収支報告書には支払の領収書や計算書は添付されているが、報告書は市民に対して公開されておらず、視察内容について市民が知ることができない状態にあるということを理解されました。情報公開コーナーに視察報告書を置いておくなど何らかの方法で市民に公開する方法を考えていきたいとお答えいただきました。
ついで、備品購入の可否についてが話題になりました。議員側からは市役所から貸与されたプリンターはA4対応であり(無所属議員には貸与パソコンやプリンターはない)、A3・B4サイズの文書も必要であり、控え室に置くプリンターは良いのではないかという意見がありました。会派事務室にあるパソコンやプリンターを問題にしているのではなく、複数の所属議員の自宅に持ち込まれる備品の取扱について、会派の離合集散があった場合その所在責任が明確とならず、個人の私有財産になってしまう危惧がある。例えば、昨年9月に改選された議員が「自民新風会」や「自民党市議団」会派を解散し、合同して「自民清風会」を新たに結成したが、「自民新風会」がその期間中の9月18日に30万円余のプロジェクターを政務調査費で購入しているのですが、その管理について会派が消滅しているのに誰が管理するのか明確ではありません。その後の各派代表者会議でも議題にも上っていません。ということは何の情報も提供されない市民から見れば「自民新風会」会派の特定個人の私有財産を増やしていることになります。
備品を政務調査費で購入すると問題が残ってしまうということをわかっていただけたと思います。
「市民オンブズ岡崎」例会
8月11日(木)PM7:30〜 於 市民オンブズ岡崎事務所
8月25日(木)PM7:30〜 於 市民オンブズ岡崎事務所
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