岡崎市議会議員政務調査費返還訴訟
５月２６日いよいよ判決！
５月２６日に岡崎市議会政務調査費返還請求訴訟の判決が出ます。やましいことがなければ返さなくても良いのに、一部の議員から結審寸前に旅費の返納があったりして、すでに実質的には一部であっても勝訴しているのですが、どんな判決が出ますでしょうか。
泥棒が捕まってから盗品を返したら罪にならないのかということはないはずです。議員に対して何らかの戒めの文言でも入っていたら良いのにと思っています。
５月２６日、判決は名古屋地裁民事９部１１０１号法廷で行われます。時間のある方は是非お越し下さい。また、午後６時からは「市民オンブズ岡崎」事務所で判決報告集会を計画していますので、こちらにもご参加下さい。
名古屋市で政務調査費の不正支出
名古屋市議会で、自民党西村市会議員（前団長）が１４年度の政務調査費の架空請求していたという問題で、新聞各紙が４月３０日より連日報道しています。名古屋市議会議員には月額１人５５万円（年間６６０万円）が支給されています。
名古屋市議会でも岡崎市議会と同じように、毎年収支報告書を議長に提出することになってますが、収支報告書のみで、領収書の添付義務もなく、議員以外にはどのような使途なのか分からない仕組みになっています。
今回明るみに出たのは、団長として支出した経費として提出した１千万円分のうち、日付や、名目の入っていない領収書２５０万円分（７枚分）を団費（１人５５万円の内、自民党市議団員は、月５万円ずつ供出金として、積み立ている・・団共通経費は年間１千４百万円にのぼる。）に請求した事から、発覚しました。
政務調査費の条例では、議員分の６６０万円×人数分を会派に支給する制度になっています。会派管理で領収書のチェックをしていいることになっていますが、自民党だけは「上限５０万円の振り分けで、領収書のチェックは会計が実質できない状況にあるそうです。また病気療養中の市議の政務調査費３ヶ月分１５０万円を西村前団長の管理する共通経費口座に入金して、支出されているも発覚。政務調査に支出されるはずもないのに支出されているのですから、何に使われていたのか、真相が待たれます。
愛知県が無償譲渡しても良いという「岡崎勤労福祉会館」が近くにあるのに、なぜ必要？南部地域交流センター
岡崎市が市内を東西南北に分けて、４つの地域交流センターを作る計画で、すでに北部地域交流センターが今年オープンし、南部は平成１８年、西部が１９年オープンに向けて検討に入っています。
施設建設について市民参加で南部地域交流センターの建設計画が進められてきたことは評価できます。しかし、議論が進んできた段階で、新たに、すぐ近くの岡崎勤労福祉会館を愛知県が無償で譲渡しても良いと方針を発表したことから、新たな選択肢ができたため、平成１８年オープンのスケジュールにとらわれないで、新設か既存施設の利用かも含めて再検討しても良いのではないかと考えます。
岡崎勤労福祉会館には大きな駐車場があり、前には大きな貯水池もあって、散歩道も作られています。夜間照明のある屋外テニス場や体育館にもなる大ホール、小規模な演奏会や集会もできる小ホールもあり、学習会に使える会議室、和室などもあります。さらに、宿泊施設（譲渡後は会議室に改造することもＯＫ）ともなっているので入浴施設もあります。地域防災活動センター機能も充分果たせます。また、１階にはレストランもあるので、簡単な改造でずいぶん便利な交流センターになると思います。
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